ニケルダーク大学

個体調達学科

【ポケモン】3世代環境における対戦個体調達用の乱数調整の解説 ポケモンXD サイドン/ファイヤー編

皆さんこんにちは。Hopeです。

 

今回の記事は、対戦用個体調達シリーズの第4弾、以前まで超高難度で有名だったXDサイドン/ファイヤーの乱数調整について解説します。

始めに断っておきますが、この乱数調整は以前より簡単になったとはいえXD中では難易度の高い部類に入ります。こちらの記事に書いているルギア、サンダーの乱数調整が出来る人に向けた記事となっていますので、ご了承ください。

 

この2体は色違いこそ出ないものの、3世代からXYにかけてダブルバトルトリプルバトルで幅広く活躍できるポテンシャルを持つ「てだすけ」サイドン、3世代で貴重な高速回復技の一つである「あさのひざし」と優秀な状態異常技の「おにび」を併せ持ち、さらに持ち前の高火力で圧を掛けられるファイヤーはどちらも対戦面では強力なポケモンです。

2023年現在、所持者も非常に少ないポケモン達。対戦で使うためにぜひとも乱数調整しておきたいですね。という事で、解説に入ります。

 

 

本日の主役。



 

 

 

 

0. 下準備

まずは下準備です。ポケモンXDを以下の状態まで進めておいてください。

  • ヨマワルをリライブし、Lvを38まで上げ、ルギアを倒した際にLvが上がる程度まで経験値を溜めておく。
  • シナリオをルギア前まで進める。
  • ダークハーフを持つポケモンを捕まえる。(オオスバメとエレブーが強いです。)
  • てだすけ込みでルギアをワンパンできるポケモンを用意する。

 

ルギアのワンパンパターンですが、今の所はサンダースの10まんボルトマルマインのだいばくはつが主流です。このどちらかを用意しましょう。何か他に準備の楽なポケモンがいたら僕に教えてください。

 

また、以下のツールをDLしてください。

それと、ツールを使用するためにキャプチャーボードが必要なので、各自購入してください。GV-USB2で問題ないはずです。

 

1. 目標個体の選定

まずは目標個体を決めます。

サンダーの乱数調整記事と同様なので省略。

 

2. 制動時間の特定

目標個体が決まったら、制動時間を特定します。

僕の環境だと大体100~110程度なので、DusclopsBlinkReaderの「制動時間」欄に仮で100と入力しておいてください。

まずXDを起動し、初期Seedを求めます。

確定したら、ゲームをつづきから始めてそのままルギアをワンパンします。

ここでヨマワルサマヨールに進化するので、DusclopsBlinkReaderに先程特定したSeedを入力し、消費数を大体600000~1200000ほどに設定してサマヨールの瞬きを読み取ります。

たまにSeedが特定できない場合もあるので、失敗しても何回かやり直してみましょう。

瞬きの許容範囲を少し広げてみてもいいかもしれません。

現在Seedが特定できたら、出た消費数をメモした後に「5000消費後」をダブルクリックして、瞬きタイマーを開きスタートしてください。

タイマーと瞬きのタイミングを頑張って合わせます。Co乱数調整をやった事のある人であれば慣れていると思うのですぐできるでしょう。やった事の無い人は、根性です。

なお、このタイマーは放置しておくと少しずつズレてしまうため、こまめにズレを修正してください。

待機が終わったらタイマーに合わせてAボタンを押し、進化画面を抜けます。

デスゴルド戦に入ります。DusclopsBlinkReaderのおまけを開き、相手のパーティ情報をダークハーフを使って入力していきます。検索範囲は最大まで広げてみましょう。サンダーまで入力したら検索。恐らく±nFの表記とデスゴルドのパーティが出ると思います。

このズレ分を制動時間に足したらいよいよ乱数調整の本番へ入ります。

 

3. 本番

という事で、まずはSeed厳選をしてください。いつも通りやりましょう。

 

ルギア戦の乱数消費についてです。

ここはある程度大雑把に止めてしまって大丈夫です。消費の足りない分は進化画面のサマヨールの瞬きを見る時間で調整するので、どちらかと言うとちょっと早めに止めましょう。

僕はてだすけ+だいばくはつでルギアを倒していましたが、強制消費は進化終了時に680,000程度でしたので、大体目標個体の生成Seedから730,000程度手前でルギア戦に入っています。この辺は各々調整してください。てだすけ+10まんボルトも同じくらいの消費数らしいです(和装さん情報)。この辺も各自で調整をお願いします。

進化画面に入ったらSeedを特定し、「残り消費数」をダブルクリックして開いた瞬きタイマーとサマヨールの瞬きを合わせて目押し、デスゴルド戦で相手個体から引いたSeedを特定します。ズレたら制動時間を変えてやり直し。目標個体を引けたら終了です。お疲れ様でした。

 

4. 終わりに

冒頭にも書いた通り、サイドン/ファイヤーの乱数調整は以前よりは大きく難易度を落としたものの、このゲームの中では依然として難しい部類に入ります。Seed厳選と乱数消費にかかる時間もかなり大きく気軽に挑める乱数調整ではありませんが、その苦労を超えた先にある個体はきっと対戦で活躍してくれることでしょう。

 

以上でサイドン/ファイヤーの乱数調整解説を終わります。読んで頂きありがとうございました。もし挑戦する方がいらっしゃいましたら、本当に応援しています。頑張ってください。何か質問などがありましたら何でも答えます。