皆さんこんにちは。最近ケンからJPに転向したHopeです。
今回の記事では、ラヴーシュカのコンボルートについて僕が使っているものの中から状況別の高リターンルートを書き並べていきます。
格ゲー歴の浅い僕でも一目で分かる自由度の高さと、それを存分に活用できるJPというキャラクターの組み合わせは、ストリートファイター界でもかなり凶悪なものになっています。
発売して9か月経ってもまだまだ開拓が進んでいるこの技を、この記事を読めばしっかり強く使える。そんな記事を目指して書いていきます。よろしくお願いします。
なお、今回の記事ではヒット発動に的を絞って取り扱います。ガード発動については後日まとめるかもしれません。
0. ラヴーシュカの強み
いきなり余談です。興味の無い方は読み飛ばしてください。
なんといっても非常に高い自由度と崩し能力です。今回はヒットからの発動のみに焦点を当てていますので、自由度について話します。
発動すると、相手キャラの周りから4つの弾が時間差で飛んでくるのですが、全ての弾が勝手にコンボになるようになっているので、その間にJP本体は別の事を出来ます。主に前ジャンプでの入れ替えとヴィーハト設置による火力、運びの補強です。どちらも非常に強力。
基本的にヒット発動では、端まで運びつつ設置起き攻めを目指すのがJPの正解だと思っていますので、当記事で紹介するルートもほとんどがそこをゴールとしたものになっています。
という事で、コンボ解説の本編へ行きます。
1. コンボパーツについて
主に4つで構成されています。
1. 始動技
ラヴーシュカのヒット発動ですが、大体の場合で始動技は
・弱攻撃を2~3回刻んでの発動
・ジラント(立強KTC)から発動
この2つとなります。どちらもヒット確認が簡単かつキャンセルをしなくても確定反撃が無いので、なんとな~く上2つを入れ込みながら相手に当たっているか見ましょう。
2. 中継技
「中継技」という表現が適切かどうかは分かりませんが、他の言葉を思いつかなかったので当記事内ではこれで通します。
ここでの中継技の定義は「発動>ラヴーシュカ1段目がヒットするまでに当てる技」とします。基本的には立中K、立強K、立強Pの3つを使い分けます。今回紹介するレシピでは「運びの立中K、ダメージの立強K、Dゲージ削りの立強P」な感じです。違う場合も稀にあります。
なお、弱攻撃>ラヴーシュカ発動の場合は有利Fが+8Fなので、発生が8F以内かつ最もリーチが長くダメージも最も高い立中Kを使う事になります。弱攻撃始動かつ立中Kが届かない場合はコンボがありませんので、中足や前ジャンプ、投げを使って相手のガードを崩す事を狙います。
3. コンボ本体
中継技が無事ヒットしたら、ラヴーシュカ4発による拘束が始まります。この間にダメージを取る、設置をして運ぶorインパクトで削る準備をするなどをします。
ここがかなり自由度が高く、複雑になりがちです。頑張りましょう。
4. 〆
ラヴーシュカが終わった後、より良い状況を作るための準備やより高いダメージを出すための技を選びます。ここはかなりテンプレ化されているので、3つほど定義してしまいます。
・前強Kルート
(生ラッシュor前ステ>)前強K>中ストリボーグ>立強P
ダメージを出しつつ立強Pからも複数のルート分岐がある、画面端限定の優秀なルートです。これに行ける状況であれば全部これでいいです。
立強P後のコンボですが、
ヴィーハト(+16F程度。ちょい遅らせジラント重ね>中下段+ワープで択がテンプレ。投げ重ね>立強Pは繋がらない。)
トリグラフ>ODヴィーハト(+4F程度。投げ、F式、中強トルバランの中下などなんでもござれ。最強ルート)
ODトルバラン>トリグラフ(+53F程度。ここから更に、ヴィーハトで起き攻めか、弱ストリボーグ、SA1での追撃かを選べる。リーサルを目指すならこっち。)
ODヴィーハト(+28F程度。トリグラフが持続重ねで+2F。相手BO時に選べると飛び道具重ね(SA1無敵で返せない)+6Fから完全連ガ中強トルバランで中下段崩し、ヴィーハト自動発射>前強Kルートに行ける。相手BOかつゲージがあるならこちらを選びたい。)
この4つから選択です。こちらも状況ごとに使い分けましょう。
・立強Pルート
(生ラッシュor前ステ>)立強P
コンボカウントが足りず前強Kが2段ヒットしないときに使うルートです。立強P後は上記と同じく4ルートを使い分けてください。
・弾ルート
(強ストリボーグ>)中トルバラン>強トリグラフ>各種ヴィーハト
強ストリボーグ>生ラッシュでも画面端に到達できない場合に使う、半ば妥協気味のルートです。きちんと入れ替えと運びを選択できればこれを使うことはまずありません。
このルートが弱いわけではなく、むしろ遠距離+設置というそれなりに強い状況を作れているのですが、せっかくラヴーシュカを発動しているのですからJPの最も強い状況である画面端の設置起き攻めをゴールにしたいです。
2. コンボルート
本題です。大まかな用途に分けて紹介します。
1. 運び
(始動技>発動)>(立中K>前ステ)>屈強P>弱ヴィーハト>前ステ>立強P>強トルバラン(>自動発射)>前ステ>前強K>強ストリボーグ>前ステ>(立強Pルートor生ラッシュ立強Pルートor弾ルート〆)
完全ノーゲージで運ぶルートです。運びルートはほとんどの場合これを選べばOKですが、弱設置~前強K内でどこか1Fでも遅れると強ストリボーグが当たらなくなってしまうので少し難易度が高いです。練習しましょう。
画面が中央よりも押せている状況で中攻撃以上の始動技から発動出来たら、立中K>前ステを立強Kに変えると端に到達しつつダメージを上げられます。より高いリターンが欲しい場合はこちらを選べると最高です。
2. 入れ替え
(始動技>発動)>立中K>(微前歩き>)前ジャンプ>弱ヴィーハト>ジラント>前ジャンプ>J中K>ラッシュ立強P>強ストリボーグ>(立強Pルートor弾ルート〆)
(始動技>発動)>立中K>(微前歩き>)前ジャンプ>(屈強P>)強ヴィーハト>ジラント>弱トリグラフ>強ストリボーグ>(立強Pルートor弾ルート〆)
上記2つを使い分けます。
上ルートは運び量が入れ替え界トップクラスなものの、生ラッシュを使っている為Dゲージ回復が途中で止まってしまいます。起き攻めにODヴィーハトを使う事が難しくなるので、必要な運び距離を見切って必要な時だけこちらを選びましょう。
下ルートは強ストリボーグまででDゲージを使わず、上ルートよりもゲージを節約できています。そんなに運ばなくても端に到達できる場合はこちらを選びましょう。
また、()内は相手との距離によって使い分けます。微歩きをしなくても前ジャンプで入れ替わる距離であれば、屈強Pを入れる事でダメージを伸ばせるので判断できると偉いです。不安であれば微前歩きジャンプ>着地ヴィーハトが安定です。
入れ替えルートを選ぶ以上(直接リーサルを目指さない)、高いコンボに挑戦して落とすよりも、ダメージを下げて最強の起き攻め状況を作る事を優先するべきです。せっかくのラヴーシュカですから、ここは大切に行きましょう。
3. ダメージ
画面端発動
(始動技>発動)>立強K>屈強P>ヴィーハト>立強K>屈強P>強トルバラン(>自動発射)>(前強Kルート〆)
完全ノーゲージでダメージを取りに行くルートです。端攻めでSA2本リーサルを目指す際は間違いなくこれ1択なはずです。
中央発動
(始動技>発動)>立強K>屈強P>ヴィーハト>立強K>屈強P>強トルバラン(>自動発射)>前強K>強ストリボーグ>前ステ>(立強Pルートor生ラッシュ立強Pルートor弾ルート〆)
画面中央でも途中までは同じルートが使えます。
なお、このルート2つは始動技が中攻撃以上でないと繋がりません。
ジラントや引き中PのTC、生ラッシュ中足>屈中Pからの発動が強い択ですね。
4. Dゲージ削り
中央発動
(始動技>発動)>立中K>前ステ>屈強P>強ヴィーハト>微ディレイ立強P>インパクト>生ラッシュ立強P>インパクト
Dゲージを3本使って相手のDゲージを3本削ります。微ディレイは大体5~15F程度で大丈夫です。
画面端発動
(始動技>発動)>立中K>前ステ>屈強P>強ヴィーハト>立強P>インパクト>インパクト
画面中央では生ラッシュが不要となり、Dゲージ2本で完走できます。また立強Pのディレイも不要となります。
相手のDゲージが2本未満で発動できた場合は、最後のインパクトを前強Kルートに置き換えると相手をバーンアウトさせつつ火力を伸ばし、更に設置起き攻めまで出来るので非常に強力です。
入れ替え
(始動技>発動)>立中K>(微前歩き>)前ジャンプ>(屈強P>)強ヴィーハト>微ディレイ立強P>インパクト>生ラッシュ立強P>インパクト
微歩きと屈強Pに関しては入れ替えコンボの時に話したものと全く同じです。
端へ到達する場合は生ラッシュを抜いてDゲージを節約しましょう。
3. 終わりに
ストリートファイター6界で最も”深い”(俺視点)技について話しました。使用用途を限定して話しました*1が、それでもかなりのボリュームになって自分でも驚いています。執筆中にJPのナーフがありましたが、それでもまだまだ最強格のキャラクターとされるのも凄いです。
さて。
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追記:セール終わってました。次来たら早く買え。
それでは、今回の記事は以上となります。ここまで読んで頂きありがとうございました。
*1:ガード発動や無責任発動もありますからね。