ニケルダーク大学

個体調達学科 我々は決して妥協しない。

【JAA構築記事】第3回関西エメラルドオフ 準優勝構築 グラワタ+めいそうルギア

クリスマス、272日目_____.

 

こんにちは。JAAプレイヤーのHopeです。

 

この記事は、Pokémon Past Generation Advent Calendar 2023の297日目の記事となります。

scrapbox.io

 

今回の記事は、令和GBAの最新大人気コンテンツであるJAA*1、通称06ダブルの構築記事です。先日行われた、第3回関西エメラルドオフの突発トーナメントで使用した構築となります。

 

よろしくお願いします。

 

今回紹介する構築です。

 

1. 構築経緯

海外JAAサーバー辺りで見かけた、「ミュウツー+グラードンでじばくして裏からワタッコ出すのが強くないか?」というようなメッセージがスタート。

今まで他世代も込みで晴れ構築を使った経験が無く*2、遺伝技関連が面倒なハネッコの孵化乱数をしていた事もあり、これを使おうとなる。

また、前に自分で考えていた「晴れ下のルギアはかみなりを避けるので強い。」という論もあり、ルギアもピック。

ミュウツーグラードンワタッコ、ルギアは確定とし、主に伝説枠から残り2枠を埋める。とはいえ、上記4体の基本選出以外を選ぶつもりはなかったので、ギミックに見えそうな2体を並べようと身内でミーム化していたレックウザ+サマヨールを突っ込み、6体が完成。

ワタッコとルギアで詰める形をゴールとし、そこへ向けた型選択をしたつもりである。

 

pokepaste:https://pokepast.es/48b08a8e1fb32854

 

2. 単体解説

グラードン

しんちょう 232-24-0-0-252-0 @フィラのみ

じしん/めざめるパワー(いわ)/でんじは/まもる

 

晴れ構築なので、グラードンは確定で入る。今回は最終盤面でルギアを通すため、サポートに寄せた構成となった。

HDグラードンは何でも耐えるどころではない発揮するため非常に面白いが、XDでの対戦がメインになる都合上AD振りにして0ターン目の型バレを防ぐのもアリかもしれない。知らないけど。

技はこの4枠でほぼ確定。隣にミュウツーを置いて爆破する構築なのでまもるは切れないし、その裏からワタッコを出すので雑に打てるじしん(シングルダメージ)、浮いてるポケモンに打つめざ岩。雑に撒けてワタッコを通す際の障害となるラム消費も狙えるでんじは。

 

ワタッコ

おくびょう 240-16-0-0-4-252 @クラボのみ

ねむりごな/アンコール/てだすけ/まもる

 

コンセプトの根元にいるので確定。攻撃技が無いので耐久と素早さに508使う。

まず、今回の試合内容でこんな事を言う権利が無いのは重々分かっているが、言いたいので言う。

このポケモンの使い方がサッパリ分からなかった。雑にねむりごなを打つ時点で25%の負け筋を作る事が怖くて怖くて仕方がない。ワタッコはそういうポケモンなのかもしれないが、それにしても怖いものは怖い。大会中ではアンコールばかり打っていた。

技についても、てだすけよりリフレクターを優先するべきかもしれない。最後の盤面でルギアを通す際に物理技を軽減できるのは強そうだ。

ちゃんと使えたら強いポケモンであるのは間違いないので、修行あるのみ。今後の活躍にご期待ください。

 

ミュウツー

ようき 0-252-0-0-4-252 @しろいハーブ

じばく/シャドーボール/かわらわり/みがわり

 

コンセプトの根元にいるので確定。じばくで相手を出来るだけ削りたいので、ようきASを選択。

3戦しかしていないので定かではないが、技構成に関して不満は一切無いので特に変更する予定は無い。みがわりが相手のルギアのこごえるかぜを防ぎつつアドを取れて偉い。ミュウツーミラーでこごえるかぜをされても、しろいハーブでケア。

今回の対戦でしろいハーブは1度も発動しなかったが、ミラーが発生しがちなポケモンで1つ保険があるというのは大きく、自信を持って初手に置けた。

初手でミュウツーがみがわりを残せる展開が思ったよりも多く、ミュウツーを雑に切るような試合が発生しなかった。タイプ一致技を採用していない事もあり、決勝戦ではサンダーのみがわりを壊せないなど、等倍でしか殴れない場面の半端な火力が見えてしまった。とはいえアレは立ち回り次第でどうとでもなるので、俺が下手です。

 

ルギア

おくびょう 252-0-0-4-0-252 @たべのこし

サイコキネシス/れいとうビーム/めいそう/みがわり

 

めいそう+みがわりルギア。

実は以前に1度XDオンラインでも使った事のある型であり、その時は微妙な感じだった。

その後、技を変更したところ良い感触だった事*3、冒頭にも書いた「晴れ+ルギアが強そう。」を実現できそうな事もあり、起用。

今まで日本のルギアはサポート特化かハチマキアタッカーの2択というイメージがあったので、このパーティでは新たな試みとして積みエース採用を試した。

まあ強い。弱いわけが無いのだが、伝説戦らしい爆発力は無いので盤面を荒らせる要素が欲しい。その視点でグラードンのでんじは、ワタッコという存在は噛み合っていたと思うが、僕がワタッコを上手く回せなかったことでルギアも窮屈になってしまった。

本当に反省しています。皆ごめん。

 

レックウザ

いじっぱり 0-252-0-0-4-252 @こだわりハチマキ (C個体値22)

めざめるパワー(ひこう)/じしん/しんそく/オーバーヒート

 

今回のハチマキ枠。選出しなかった。

以前乱数調整した、せっかちめざ飛個体の方が良いと思うが、育成が間に合わなかったのでいじっぱりを流用。でもどうせハチマキしんそくしか撃たないのでこっちでもいい思う。さみしがりも捕まえるべきかも。

 

サマヨール

おだやか 248-0-166-0-96-0 @マゴのみ A個体値0

れいとうビーム/めざめるパワー(ドラゴン68)/ふういん/まもる

 

どの型かすら覚えていない。選出しなかった。

勝戦ではバンギラスやサンダーを倒す手段が少なく押し切られてしまったので、それらをけん制できるポケモンを置くべきだった。

誰がいいだろう。レックも切ってカイオーガ+ルンパッパは考えたが、雨を入れてしまうと天候管理が難しくなりそうでやめた。

このゆびとまれを覚えるポケモンは強いかもしれないが、まだ全然分からない。案募集。

 

3. 選出、立ち回りの方針など

初手にミュウツー+グラードンを出し、雑に爆破。裏からワタッコを出して荒らしたのちにめいそうルギアで詰める。が基本設計。

今回の大会ではこの選出しかしておらず、ワタッコが通せれば大体勝ちなので分かりやすい構築だと思う。

 

マジでこれ1本の選出しかしていないので、書く事が無い。

 

4. 対戦したうえでの反省

ワタッコを使うのが下手すぎる。これに尽きる。海外JAA勢の資料を漁って勉強します。ワタッコを盤面に出した時点で、ワタッコより遅いポケモンはねむりごなとアンコールに怯え続ける事が分かっていなかった。これを盾にしたプレイを考え、選択するべきだった。

メインポケモン4体と型選択については、間違っていないと思う。サブプラン2体は絶対に変えるべき。少なくともサマヨールは外す。

 

と、マイナスな意見ばかり並べているものの、この構築を僕が使って準優勝できているのも事実。これだけプレイヤーに欠点がありつつも勝っているという事は、乗り手が上手ければさらにいい結果を残せることでしょう。

 

5. 試合動画

配信台での試合のみ。

1回戦 vsポメラルド

www.youtube.com

 

勝戦 vs ピーナツ

www.youtube.com

 

6. 終わりに

今までJAAオフラインではサイドンばかり使っていたが、サイドン入りは当日既に配信台で披露していたので違うパーティを使いたくなりこのような構築を選択した。

ご覧の通り、構築にもプレイにも改善点が多々ある。こんな荒削りなパーティであったが、それでもベースとなる部分は強く組み立てられたと思う。

 

この記事を元に新たなJAAパーティ、JAAプレイヤーが生まれてくれると、本当に嬉しい。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

*1:Journey Across America

*2:メガリザードンYを除く。

*3:最初はれいとうビームの枠がじこさいせいであったが、耐久が過剰になっている点、あくタイプを攻撃できない点が弱く解散していた。